「The garden in the cityへの道」
4月19日に開催させて頂く The garden in the city はご存知の方も多いと思いますが、2006年から2008年まで開催した野外パーティーを原点としています。
(https://www.facebook.com/groups/518986864888689/)
そしてそのパーティーの基となるのがOCTAGONというパーティーであり、それを主催していたKBJという集団になります。
この機会にメンバーとの出会いからThe garden in the city開催まで経緯を振り返ってみたいと思います。
「The garden in the cityへの道」
第一章 出会い
ーJOYとの出会いと第一期OCTAGONー
1998年春、高校を卒業して大学入学のため、大分県から東京に出てきました。
高校時代からずっとバンドをやっていたので、大学に入ってもすぐにハードコアのバンドを組み、高円寺や三軒茶屋のライブハウスで毎月ライブをやる日々。
プログレッシブロック+ハードコア×サイケデリックといった分かりづらいジャンルで細々と充実感に満ちたバンド中心の生活も長くは続かずメンバーの都合によりそのバンドは解散。
解散後もいくつかのバンドに加入すれど続かず、悶々とした日々を過ごしていた20歳でした。
当時家の近くのカラオケボックスでアルバイトをしていました。
そこはインド帰りの先輩やメジャーデビュー一歩手前のバンドマンなど個性的な人が多い職場で、そこに同僚の紹介という一人の男性が入りました。
スリムな体型にソフトモヒカン、当時クラブで流行っていた太めのズボンを履いたその人がJOYさんでした。
JOYさんは当時かなり色々な意味で尖っていて、クラブでルミカライトをもって鮮やかに踊ることを得意技としていました。
バイト中でも練習を怠らず、ルミカライトの代わりんにボールペンを両手にもってレジの前で踊っていた姿は今でも忘れられません。
その当時からJOYさんはDJをやっていて、それに影響され自分もDJを始めました。
そこから一緒にパーティーをやろうということになり、OCTAGONというパーティーをスタート。
第一回のOOCTAGONは渋谷にあったIsmというクラブでした。
Ismで2回やったあといくつか場所を転々としながらどうやったら上手くいくものかと二人で試行錯誤する日々がその後数年続きました。
ーやっちゃん、しんくんとの出会いー
2004年のある冬の寒い日、近所に新しく出来たカフェバーで友人が個展をやっていたので見にいきました。
そこに怖そうな見た目の年上の男性が中央に座り、ヒップホップについて熱く語っていました。
ヒップホップの知識は全くなかったのですが、怖そうな人だったので取りあえず話を聞いてました。
その後もちょくちょくそのカフェバーに行くとその怖そうな男性もよく居ました。
顔を会わせば挨拶をし、少しずつ話すようになりました。
グラフィックをやっているというその男性がやっちゃんことヨネクラヤシオでした。
そしてそのやっちゃんの友達というやっちゃんよりも顔の恐い友人がいました。
その男性がJOYさんやっちゃんと一緒にガーデンをやることになるしんくんでした。
二人ともだいぶ年上だなと思っていたら1つしか違わないと聞いた時は驚いたものです。
そうしてやっちゃんにOCTAGONのフライヤーを作ってもらうようになりました。
ー第二期OCTAGONー
出会いからしばらくしたある日、Wombの1階(当時はObi loungeという名前)でアーティストの友人が展示をやっていてそのクロージングパーティーをOCTAGONでやらせてもらう機会をもらうことが出来ました。
そのパーティーはとても盛り上がり、お店の人から日曜の午後にフリーパーティーをやらせてもらえることになりました。
既にやっちゃん、しんくんとは家が近い事もあり非常に親密になっていました。
自分たちのことをKBJと呼び、多くの時間を共にしていました。
やっちゃん、しんくんを加え4人でOCTAGONを一緒にやるようになったのは自然な流れでした。
2005年3月6日(日)その日は非常に天気のよい日曜日。
COTAGONはサンデーアフタヌーンパーティーとして新たにスタートしました。
この日はお店に入りきらないくらいのお客さんが来てくれてこれ以上ないくらいの盛り上がり。
新たに4人のメンバーですばらしいスタートをきる事ができたOCTAGONは隔月で開催して行く事が決まり、その後沢山の出会いに恵まれながら続いくのです。
(続く)